導入店様の声

Customer's voice

NISSEI商品導入店のご紹介Introduction Case

道の駅 万葉の里 高岡

高岡で長年愛されたソフトクリームが
観音10段ソフトとして復活し、道の駅の顔に。

Interview

駅長を勤める大指さんに
人気メニュー誕生秘話や今後の展望について伺いました。
道の駅 万葉の里 高岡
駅長
大指 栄一(おさし えいいち)さん
(おさし えいいち)

万葉集ゆかりの地・高岡にある道の駅

奈良時代、現在の高岡市には越中国の国府が置かれ、約1300年前に編纂された日本最古の歌集「万葉集」の代表的歌人である大伴家持が国守として赴任しました。万葉集に収められた473首のうち、実に223首もの歌が5年間の越中国在任中に詠われたものです。そのことから、高岡市は“万葉の里”と呼ばれており、そこに立つ道の駅も「道の駅 万葉の里 高岡」と名付けられました。館内フードコートの壁面には万葉の絵が描かれ、敷地からは万葉集にも詠まれた二上山を遠くに望むことができます。

新高岡駅、高岡駅どちらからもタクシーで約10分。
鉄道旅行でも気軽に訪れることができる。
フードコート壁面に施された万葉の絵。大伴家持が746年に赴任したことから、公式サイトには「746」の文字も記されている。

大きくそびえたつ平和観音像がお出迎え

道の駅があるのは、能越自動車道高岡インターチェンジを降りてすぐの国道8号沿い。マイカーやレンタカーで高岡に訪れる多くの観光客が通る交通の要所です。道の駅を目的地に車を走らせていると、まず目に入るのが高さ約12mもある青銅色の大きな平和観音像
もともとは高岡地域地場産業センターにあったのですが、移転に伴い2020年12月に移設されました。400年の歴史を持つ高岡の伝統的工芸品・高岡青銅の観音像で、道の駅の新たなシンボルになっています。道の駅には高岡銅器展示館が併設されており、置物、花瓶、食器など展示・販売されているのでおみやげ探しもできます。

立山連峰がある東向きに立つ平和観音像。
高さ約12mの観音像は存在感抜群。

富山名物が2000点以上そろう特産品店

駅舎内の特産品コーナーには2000点をゆうに超える富山名物がズラリ。富山湾でとれた海産物の加工品、富山銘菓、氷見うどんなどの食品のほか、高岡銅器といった伝統的工芸品も並びます。富山県内の道の駅では最大級の品ぞろえを誇り、富山のおみやげ探しはここで完結するといわれるほど。
一角には、高岡市出身の藤子・F・不二雄氏にちなんだ「ドラえもんコーナー」もあり、ぬいぐるみからマグカップ、クッキーなどの食品まで多彩にラインナップ。ファンならずとも手にしたいアイテムがそろいます。また、2023年7月には「駄菓子コーナー」を新設。大人はどこか懐かしく、子どもはワクワクする空間です。ドラえもんコーナー、駄菓子コーナーを合わせると、品数は4000点近くになるそうです。親子の会話も弾み、子どもから大人まで楽しめる、地域の憩いの場になっています。

富山みやげが何でもそろう特産品コーナー。
白えび、ほたるいかなどの水産加工食品も人気。
ドラえもんグッズだけでも600点ほどが並ぶ。
数十円の駄菓子が目移りしそうに豊富に陳列されている。
くじ引きコーナーもあり、お祭り縁日のような空間。

高岡市民のソウルフード・
10段ソフトの復活に着手

特産品コーナーの隣には、全120席を備えるフードコートを併設。2006年のオープン当初から、直径14cmもある「高岡大仏コロッケ」や万葉の里にちなんだシュークリーム「万葉シュー」、富山名物ブラックラーメンを筆頭に、レッド、ホワイト、ブラウンなど最大9色をラインナップした「カラーラーメン」など、ユーモアあふれるメニューを提供してきました。そして、平和観音像の移設をきっかけに新たな名物をと考案されたのが「観音10段ソフト」です
10段ソフトは、かつて高岡市内にあった駄菓子店「ショップまじま」で約40年に渡り提供されていた高岡市民にとってのソウルフード的メニュー。「市民の方から、10段ソフトがまた食べたい復活してほしいという声は以前から聞いていたんです」と語るのは、道の駅駅長の大指さん。

平和観音像をバックに観音10段ソフトを撮影する人も多数。

市民が復活を望む10段ソフトが大きな観音像のイメージとぴったり合致。道の駅ではもともとNISSEIのソフトクリームを扱っていたこともあり、10段ソフトを復活させるべくアイデアを日世に打診しました。

1日最高400食を売り上げた、
道の駅の看板メニューに

まずは10段にも重なるソフトクリームが本当に作れるのか?というところからスタート。ショップまじまのメニューを再現するということで、フレーバーは日世のミルク系ミックス8種類の中から同じバニラを選択しました。日世で、オペレーション方法やソフトクリームの量を調整試作を繰り返し、完成したところで道の駅のスタッフの皆さんに巻き方をレクチャー。あわせて古くなっていたフリーザーも刷新しました。いよいよ発売初日となる2021年7月12日、駅舎前は復活を待ちわびていた人や噂を聞きつけた人たちで朝から2時間待ちの大行列。「マシン1台(フリーザー卓上型シングル機)だけではまわらなくなり、すぐにNISSEIさんに増設をお願いしました。迅速に対応いただいたので、翌日か翌々日にはもう導入され、2台をフル稼働してなんとか販売できました」と大指さんは振り返ります。

家族やグループでわいわい楽しそうに食べる姿も見ることができる。

その後は1時間50個までと数量を限定し、無理なく提供できているそうです。高さ30cmにもなる見た目もそうですが、さらに驚くのは税込み200円という価格設定。「高岡で10段ソフトをやるなら、当時のまじまさんに近づけたい。あと、3倍の大きさだからといって3倍の値段をつけていたら全然面白くないですよ」と笑顔で語る大指さん。駅長をはじめとする道の駅スタッフの皆さんのサービス精神が伺えます。「コーンをひとつサービスしているので、割りばしで真ん中を割ってシェアして食べていただくこともできますよ」ソフトクリームを分け合うことでコミュニケーションや笑顔が生まれる、10段ソフトならではの施策も見られます。

発売当初は大指さん一人でひたすら巻いていたそう。

10段ソフトに続く名物
「爆盛メニュー」が話題

2022年1月には、「観音像に負けないインパクトのあるものを」と10段ソフトに続いて爆盛メニューが誕生。直径25cmのすり鉢に入った「キング富山ブラックラーメン」を皮切りに、豆腐丸ごと4丁を使い鍋に入れて提供する麻婆豆腐定食、ブランド卵・越のきらりが5個乗った卵かけごはん、地元の新ブランド牛・寿五位(すっごい)高岡牛を使った牛丼など、新メニューが続々登場しています。「何をデカくしたらおもしろいか、お客様にいかに喜んでいただけるかを基準に、スタッフみんなでアイデアを出し合っています」と大指さん。2023年2月には、地元の高岡商業高校とのコラボで「丸ごと2斤パングラタン」を開発。高校生のアイデアでは1斤だったのですが、もっとインパクトを出したいと2斤にしたそうです。2斤の大きさの食パンは、特注するというこだわりぶり。

特産品コーナーで人気の鱒ずしを使った爆盛メニューもイチオシ。
取り皿が用意されているのでこちらもシェアOK。

2024年2月にも新たなコラボメニューを提供する予定です。「高岡商業高校との爆盛コラボは、毎年恒例にしたいと思っています」。10段ソフトをきっかけに次々と展開する爆盛りメニューは、今や道の駅の代名詞になりました

爆盛高岡牛丼などご当地食材を使ったメニューも積極的に採用。
地元の商業高校とのコラボで誕生した「丸ごと2斤パングラタン」。

来る10万食突破にむけてお客様が笑顔になる企画を思案

発売以来好評を得ている観音10段ソフトは、2024年前半に10万食を突破する予定です。この記念に際し、10段ソフトを使って何ができるか、現在日世担当者がさまざまなアイデアを提案中。お客様が楽しめるあっと驚く仕掛けが登場するかもしれません。
10段ソフトや爆盛メニュー、駄菓子コーナーなどは、折しもコロナ渦に誕生しました。観光客が激減した時期と重なります。「考案のきっかけは、地元の方にもたくさん足を運んでほしいという思いもあります」と語る大指さん。
次はどんなアイデアで楽しませてくれるのか。今後の道の駅 万葉の里 高岡に期待がふくらみます。

ニックン&セイチャンも10万食突破を目指して販促をお手伝い。

COMPANY DATA

道の駅 万葉の里 高岡
〒933-0317 富山県高岡市蜂ヶ島131-1
TEL 0766-30-0011
URL. https://www.manyonosato.com

私がお店づくりをお手伝いしました

日世株式会社 営業部 佐藤 晃喜
日世株式会社 営業部

佐藤 晃喜

地域の魅力の発信拠点である道の駅は、オリジナル性やご当地性を色濃く出せることもあり、ソフトクリームとの相性はかなりいい施設だと感じています。道の駅 万葉の里 高岡様は、アイデア自体を皆様で出していただけるので、弊社としてはそれをいかに実現させるかに注力しています。フードコードでソフトクリームを提供しているという性質上、手の込んだことをするのは難しいため、誰でも簡単にできる、ここのオペレーションに適した形のものを提案するよう心がけています。例えば、ソフトクリームの提供が落ち着く秋口に、マロンや巨峰といった異なるフレーバーを販売してみるといった具合です。お客様自身でトッピングができれば、オペレーションの負担にならず、お客様も楽しめるので、10段ソフトの10万食突破記念にはぜひ実現させたい企画ですね。10段ソフトが“道の駅のもの”になったことは、道の駅の魅力づくりの一端を担えたと自負しています。
10段ソフトの時もそうだったんですが、1つ情報を出せば、工夫を凝らして何段にもブラッシュアップして出力されるお客様なので、今後はそこに対してフレキシブルにバックアップをしていきたいと思っています。

◎掲載内容は2023年11月取材時のものですので、現在の内容とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。