レンコンの一大産地、愛西市に道の駅 立田ふれあいの里が開駅したのは2005年。同時期に地元農家の主婦がつくるレンコン料理の店「立田ふれあいの里 はす工房」もオープンした。「今や当店の名物になっているレンコンソフトクリームですが、実はオープン当初からあったわけではないのです。オリジナルのお惣菜の開発に取り組むなかでアイデアが浮かび、NISSEIさんと相談しながら研究を重ねました」と代表の渡辺みさ子さんは語る。バニラソフトにきめ細かな粉末状にしたレンコンパウダーをトッピングしたレンコンソフトクリームを頬張ると、きな粉のようなまろやかな味わいがふわーっと広がり、ほっとした気持ちに。添えられた大きなレンコンチップスとの相性も抜群で、パリパリした食感がアクセントになり、なめらかな喉ごしを一層引き立ててくれる。一度食べるとファンになる人が多く、1日約300個も売れる日もある人気ぶりだ。「これからも地産地消をモットーに、つねに新しいおいしさをお客さまにご提供していきたいと願っています。次はレンコンを練り込んだソフトクリームに挑戦したいですね！」と熱く語る渡辺さん。農家の主婦たちがくり広げるおいしい挑戦は今後も続きそうだ。