
住所 秋田県南秋田郡大潟村西五丁目2番 TEL 0185-22-4141(代)

産直センター「潟の店」は平成元年にスタート。平成12年4月に現在の新店舗がオープンした。大潟村ならではの新鮮な野菜と、それを使った特産品などを販売している。豊富な種類の新鮮な野菜が手軽に手に入ると、地元の人や観光客でいつもにぎわっている。大潟村に入植した人たちの出身地である各地の珍しい産物も手に入るのが喜ばれている。「お店のモットーは、お客さまへの感謝の気持ちと生産者への感謝の気持ちを忘れないこと」と小林店長さんは語る。トマピーソフトは、野菜クラブの人たちが作るトマピーをペースト状にして、ソフトクリームミックスに混ぜて作る。トマピーはかすかにピーマンの味と香りがする野菜だが、ソフトクリームではその味を抑えて、さっぱりとした風味に仕上げている。美しいオレンジ色も人気の秘密のようだ。特に若い層を中心によく売れている。ピーマンは苦手という人のために、バニラとトマピーをミックスしたソフトも提供し、こちらも好評である。

サクラの花のエキスを使ったソフトクリーム。サクラの花の色と香りを追求した、春の季節限定品だ。サクラ独特のピンク色の美しさを出すために、使用するソフトクリームミックスの選択にも工夫している。さっぱりした、ほのかな甘みのあるソフトだ。季節限定品とあって、発売期間にはよく売れている。5月末、花のエキスのストックがなくなるまでの販売だ。













住所 秋田県大仙市協和荒川字新田表15-2 TEL 018-881-6646
国道46号線の道の駅「協和」は平成17年2月にオープン。地元の農家が生産した採れたての新鮮な農林水産物などを販売する農林水産物直売所のほか、売店、レストラン、クイックコーナー、休憩施設、情報コーナーなどがある。オープンと同時にクイックコーナーで黒豆ソフトの発売を開始。栄養分たっぷりの黒大豆をオーブンで炒り、ミキサーにかけてきなこ状の粉末にし、ソフトクリームミックスに混ぜたソフトクリームだ。すべて手作りで、手間と時間をじっくりかけた作品である。「手間をかけた分だけおいしいですよ」とクイックコーナー担当の岩田さん。甘さ控えめの、さっぱりした味が特徴で、女性はもちろん、男性や年配の人たちにも人気だ。黒豆の粉末を作るときにできる粗い目の粉を、トッピングとしてソフトクリームの上にかける食べ方も、独特の歯ざわりがあっておいしいと人気を呼んでいる。スタッフの中から生まれるこうした工夫やアイデアが、商品に生かされている。
◎掲載内容は2006年6月取材時のものですので、現在の内容とは異なる場合があります。 あらかじめご了承ください。
|