
函館駅
ニックンとセイチャンは北海道・函館市にやって来ました。1日目は函館駅からのスタートです。
駅前の赤いモニュメントは、ふれあいをテーマにした作品で、タイトルは「OYAKO」です。
JR函館駅前の区画整備が完成したときに、設置されました。
函館駅の近くには函館朝市、路面電車を乗り継げば有名観光スポットの五稜郭や金森赤レンガ倉庫へも簡単にアクセスでき、函館観光の玄関口として賑わっています。
晴れてよかったね。風が涼しくて心地いい〜。
函館・七飯を訪れるのは初めて!おいしいソフトクリームを味わうのが楽しみだわ。
五稜郭エリア
まずは、函館の人気観光スポット五稜郭にやってきました。
五稜郭は1868年(慶応4年/明治元年)に新政府軍と旧幕府軍の激しい攻防が繰り広げられた、箱館戦争の舞台になった場所です。日本初の西洋式城塞で、面積は東京ドームの約5倍の広さ。国指定特別史跡に指定されています。
五稜郭タワー
高さ約107mの五稜郭タワー。展望台は360°のパノラマで、五稜郭をはじめ、函館山や函館市街が眼下に広がります。晴れた日には遠く津軽半島まで望めます。
高いわね。
のぼってみましょう!
五稜郭はどんな形をしているのかな?ワクワク!
土方歳三 像
1階のフロアには函館ゆかりの偉人の像が並びます。こちらは幕末期の幕臣で、新選組副長だった土方歳三の像です。新選組時代には、局長・近藤勇の右腕として数々の事件で武名をあらわしました。五稜郭は土方歳三が壮絶な最期を遂げたとされる地です。
幕末ロマンを求めて、歴史好きな人たちがたくさん訪れるよ。
五稜郭タワーの最上階に到着!
五稜郭公園
堀の内側は、幕末の名残や豊かな自然が満喫できる公園になっています。春は桜、夏は藤のトンネルなど、四季折々の光景が楽しめます。
迫力満点!
きれいな、星型なのね。
五角形の星型だから五稜郭と名づけられたんだって。
函館駅に戻ります。
駅最寄りの函館朝市にやってきました。
函館朝市
函館朝市は戦後に開かれていた闇市を起源にする市場で、昔から市民の台所として親しまれています。北海道で水揚げされた海産物をはじめ、旬の野菜や果物などを販売する約250店が揃います。 気軽に旬の海の幸が楽しめる場所として、いつも観光客でにぎわっています。
函館はイカで有名な町です。
いくらやウニも揃います。観光客のお目当ての毛ガニは生きたまま販売されています。
お店の人とたくさん出会って、ニックン、セイチャンは大満足です。
素敵な思い出ができました。
続いて函館朝市内の「どんぶり横丁市場」へ。海鮮丼をいただきましょう!
どんぶり横丁市場
函館朝市「どんぶり横丁市場」は、JR函館駅から徒歩約3分の場所にあります。
新鮮な海鮮どんぶりをお目当てに訪れるお客さんで賑わいを見せています。食いしん坊のニックンとセイチャンもとても楽しみにしていたようです。
たくさんあるお店のなかから「味鮮 まえかわ」さんでいただくことにしました。
海鮮丼
新鮮!海の幸がてんこ盛り!生ウニ、いくら、ほたて、甘えび、サーモン、いかなどを贅沢にトッピング。ボリューム満点です。
お店の皆さんと記念撮影をしました!
元町〜ベイエリア
函館山の麓に広がる元町〜ベイエリアに来ました!
異国情緒あふれる建物が点在し、インスタ映えするフォトジェニックなスポットが多彩。
ニックンとセイチャンも散策を楽しみながら思い出の一枚を撮影するようですよ。
ベイエリアに広がる赤レンガ倉庫群
金森赤レンガ倉庫
明治時代に建造された倉庫が建ち並ぶ赤レンガ倉庫群。倉庫は当時の面影を残しながら改装され、雑貨店やレストラン、カフェなどが揃う総合複合施設に生まれ変わりました。函館市のショッピングスポットとして人気を集めています。レンガ2枚半の厚さに積み上げられた外壁や木骨の柱は、函館港の歴史を語り継ぐシンボル的存在です。
八幡坂
海から坂の上まで一直線で道が続く石畳が美しい坂。
赤レンガ倉庫群が立ち並ぶウォーターフロントの先を進んだところに位置する「八幡坂」に来ました。
海から坂の上まで一直線で道が続く石畳が美しい坂です。坂を上ると眼下には、函館湾が広がります。
その美しい光景を写真におさめようと、多くの人がカメラ片手に訪れます。
基坂(もといざか)
こちらは基坂。明治時代、道路をつくる際に里数を測る基点となる里程元標が立ったことから「基坂」と名づけられました。基坂上からは函館港、下からは函館山が望めます。
元町公園
1454年(享徳3年)、この場所に築かれた館が箱の形に似ていることからこの地を「箱館」と呼ぶようになりました。函館が「はこだて」と呼ばれるようになった由来の場所なのです。元町公園は函館港を一望することができ、初夏にはバラが咲き乱れる名所として人気を集めています。
伝統的建造物群保存地区
函館山の麓から港へ向かう斜面地に広がる「伝統的建造物群保存地区」。
江戸時代、ここには箱館奉行所がありました。明治時代は「北海道開拓使」や「北海道庁函館支庁」が置かれ、北海道・道南の行政の中心地として機能を果たしていました。港を見おろす高台にあり、旧北海道庁函館支庁庁舎や旧函館区公会堂などの歴史的建造物が点在しています。
エキゾチックな雰囲気ね。なんだか癒やされるわ。
明治〜昭和(初期)の建物が多いんだって。
函館山エリア
函館山を目指しましょう。
と、その前に立待岬にちょっと寄り道。
立待岬
立待岬は函館山の南端、津軽海峡に面した断崖絶壁の岬で、かつては異国船を監視する要所でした。今は隠れたビューポイントして人気を集め、快晴の日は下北半島や津軽半島が見渡せます。北海道を代表する花「ハマナス」が咲き誇っています。
ハマナスの花がきれいね。
幹や枝に細いとげがあるので気をつけてね。
ニックンとセイチャンは函館山の麓にやってきました。
函館山へはロープウェイで登ります。
函館山ロープウェイ
函館山
函館市の西端にそびえる函館山は、山でありながら陸繋島であるのが特徴です。標高は約334mで、山頂には展望台を設置。とくに夜景は美しく日本三代夜景に指定されています。
絶景だわ!もうすぐ夕暮れ、夜景も綺麗なんだろうな。山頂は肌寒いから、羽織るものを持参するのがおすすめよ!
今日周った函館のスポットが一望できるね。明日はいよいよ七飯町へご当地ソフトを食べに行くよ!

旅2日目、ニックンとセイチャンは七飯町のご当地ソフトを目指す道中です。
赤松街道
函館市から大沼に向かう国道5号(札幌本道)沿いにある赤松並木。約1400本の立派な赤松が印象的で「日本の道百選」、「歴史国道」、「土木遺産」に選定されています。
記念碑の近くには赤松公園があって、一休みできるよ。
公園で遊んだら、お腹が空いたニックンとセイチャン。さぁ、ご当地ソフトクリームまであと少しですよ。
今年(2018年)の春、オープンした新しい道の駅「なないろ・ななえ」。
高い天井が印象的な館内には七飯町の新鮮野菜や特産品、
名産品を生かしたフードやスイーツが揃います。
道の駅 なないろ・ななえに
やってきました。
道の駅 なないろ・ななえは函館市、北斗市、森町の3エリアの中央に位置する七飯町にあり、気軽に立ち寄れる新スポットとして賑わっています。
なないろ・ななえは、西洋農法の発祥地であることをPRするために生まれた道の駅です。
毎日の暮らしが豊かになるものを豊富にご用意しています。
西洋農法をコンセプトに道南杉を使った
館内は、開放感にあふれています。
天井が高くて開放感たっぷり!
七飯の名産がたくさんありそうよ。
毎朝、地域の農家さんが朝採れの新鮮野菜を持ち込みます。
名産のアスパラガス(4月〜7月頃)をはじめ、野菜やきのこ、お米や花など
季節によって様々な旬の野菜や果物が店頭にならびます。「はこだてわいん」や「小原のガラナ」も有名です。

七飯町は西洋農法の発祥地。
1855年(安政2年)の函館港(当時の箱館港)で、外国船に食糧を供給するために、西洋式の農法がいちはやく取り入れられました。山からの豊富な地下水と最適な日照条件、肥沃な土地に恵まれていることから日本で最初に西洋りんごを栽培した町でもあります。
みやご果樹園
七飯町にはりんごを栽培する
果樹園がたくさん。
そのなかのひとつ「みやご果樹園」は、安心・安全をモットーにおいしくてヘルシーなりんごをつくっています。
酵素を活用した土壌で
真心こめて育てています。

なないろ・ななえではきき酒ならぬ、
ききりんごジュースが楽しめます。
ききりんご
3種類のりんごジュースを飲み比べ。
種類はジョナゴールド、サンつがる、レッドゴールドなど日によって味わえるジュースが変わります。
北海道民のソウルドリンク「ガラナ」も
販売しています。
北海道民のソウルドリンクとして昔から慣れ親しまれている炭酸飲料水「ガラナ」。
七飯町には「コアップ・ガラナ」の製造工場があり、函館〜七飯エリアの名物のひとつです。
七飯町に工場を構える飲料メーカー小原さんの商品です。
ガラナ飲料
ブラジル原産の植物「ガラナ」の実を原料とするブラジル生まれの炭酸飲料。国内では1960年(昭和35年)に、本州で既に人気のあったコーラに対抗する商品として「コアップ・ガラナ」の製造が開始されました。コーラが北海道に上陸したのはその3年後。それまでの間に北海道ではガラナが浸透し、高い人気を得て定着しました。そして今もなお、北海道民のソウルドリンクとして親しまれています。
それでは、おまちかね。
フードコート「峠下テラス」でご当地ソフトをいただきましょう。
館内にはフードコートの「峠下テラス」があり、ご当地グルメやワンハンドで食べられる軽食も勢ぞろい。ドライブを楽しみながら味わうのもGOOD!
どんなご当地ソフトクリームかな?ワクワク!
七飯の名産を使った、ガラナソフトとりんごソフトをご紹介します。

道民のソウルドリンク「コアップ・ガラナ」を使った名物ソフトです。
まずは、ガラナソフトをつくってもらいました。
七飯町に工場を構える飲料メーカー株式会社小原のコアップ・ガラナを使用しています。
はい、どうぞ!まずは通常のガラナソフトです。
ガラナソフトの誕生は必然だった?!
ソフトクリームとの相性はバツグン。
「道の駅 なないろ・ななえ」の新名物としてソフトクリームを!という想いから、道民に親しまれてきた炭酸飲料水「ガラナ」に着目。乳製品との相性は思う以上に好相性で、あっという間に完成。そのおいしさは口コミで広がり、今では長蛇の列ができるほど人気を集めています。
ガラナの炭酸感を表現するために
パチパチキャンディーをトッピング。
ガラナの風味が楽しめるね。わぁ、キャンディーのパチパチがほんとうに炭酸みたい!
ガラナを飲んで育った、北海道の皆さんに好評です。パチパチのトッピングには驚きがあり、ひと口味わった途端皆さん笑顔になられます!
ガラナドリンクにガラナソフトをのせたガラナフロートも期間限定で新登場!

なないろ・ななえのシンボル。
「りんご」を用いたソフトクリーム。
りんごソフトも大人気です。こちらもコアップ・ガラナを製造されている小原さんのりんごジュースを贅沢に使用しています。
はい、どうぞ!こちらはカップで召し上がれ。
ありがとう!わぁ、かわいい!
小原のりんごジュースを贅沢に使用。
西洋りんごの発祥地にちなんで生まれたりんごソフト。おいしいりんごソフトをつくるのは至難の業!?といわれるなか開発に取り組むも、小原さん製造のりんごジュースを使用することで、ガラナソフト同様、こちらもスムーズに完成。ほどよい甘味と酸味が楽しめるおいしさで、リピーターが続出中です。
りんごを使ったジェラートはたくさんありますが、ソフトはめずらしいんですよ。
ほどよい酸味がいいね。りんごの風味がお口いっぱいに広がるよ。
りんごソフトのカップには、
りんごの歴史を紹介しています。
りんごソフトのカップには、日本の西洋りんご発祥の地である七飯町の歴史が紹介されています。豊かな水質や良質な土壌のある七飯町は農業や酪農が盛んな町なんですね。
こちらのカップもこだわっています。どんな内容が書かれているかは、実際に訪れてぜひ確かめてみてくださいね。
NISSEIさんの協力を得て、世の中に存在しないガラナソフトをつくることができました!りんごソフトも好評です。
なないろ・ななえさんの着眼点は素晴らしいです!ガラナソフトもりんごソフトもおいしく完成して私も嬉しいです。
最後にみんなで記念撮影をしました。
ニックンとセイチャンは珍しいソフトクリームを発見して大満足です。石川さん、細川さん、ありがとうございました。ニックン、セイチャン、また来ましょうね。
これからもお客さまに喜んでいただけるよう、頑張ります。
皆さんぜひご来店ください。おいしいソフトクリームをご用意してお待ちしています!
INFO
道の駅なないろ・ななえ
- ガラナソフト(350円)
- ガラナソフト[パチパチ入り](370円)
- りんごソフト(350円)
〒041-1102
北海道亀田郡七飯町字峠下380-2
TEL:0138-86-5195
営業時間:9:00〜18:00
新函館北斗駅
新函館北斗駅に着きました。
ニックンとセイチャンの楽しかった函館〜七飯の旅もここでおしまいです。
新函館北斗駅は函館市に隣接する北斗市にあり、2016年春、青森〜函館間を結ぶ待望の北海道新幹線がデビューしました。また、札幌駅までの特急列車も運行しています。
ガラナソフトに出会えて大満足!おいしかったね。これからどこに向かうのかな?
りんごソフトもまた食べたいね。北海道の旅はまだまだ続きます。次回までのお楽しみ!