秋田空港
ニックンとセイチャンは秋田県に到着。
今回の旅は、秋田市から約25km南東に位置する空の玄関口、秋田空港からスタート!
北に向かって、大潟村方面を経由しながら、ご当地ソフトクリームのお店へ向かいます。
久しぶりの秋田県だね!
素敵な出会いが楽しみです。
おいしい名産品を
たくさん味わいたいな!
なまはげ立像
旅の途中で、巨大なまはげに遭遇!
男鹿市(おがし)の入口では、15mの二体の巨大なまはげが、観光客の皆さんをお出迎え。インスタ映えする撮影スポットとして人気を集めています。
男鹿半島は、秋田県北西部の日本海に突き出た半島で、砂州でつながった陸繋島です。ユネスコ無形文化遺産に登録されているなまはげの伝統行事で広く知られています。
わぁ〜、大きいなぁ。大迫力!
そして、こわい...。
なまはげは、悪いことを追い払い、その年の豊作や豊漁を呼び込んでくれる神様(来訪神)なのよ。

大潟村
北上して、大潟村を通ります。
ここは干拓地で、かつて琵琶湖に次ぐ日本第2の広さを誇る湖であり、約70種の魚介類が生息する豊かな水域でした。湖を干拓してできたため、村全体が海より低い、海抜ゼロメートル以下に位置しています。現在は広大な田園風景が広がっています。
桜並木と菜の花ロード
県道298号線沿いの約11kmには、春になると約4000本のソメイヨシノ、八重桜、紅山桜が咲き誇り、菜の花とともにピンクと黄色の鮮やかなコントラストが楽しめます。夏にはヒマワリが咲き、その鮮やかな景色も見応え抜群です。
両側に花が咲き誇る、
まっすぐ続く道路の光景は
圧巻!

大潟富士
菜の花ロードの途中で日本一低い山を発見!?
大潟富士は高さが3.776m。湖を干拓してできたため、山の頂上がちょうど海抜ゼロメートルになっています。
私たちにはちょうどいい高さね。
登頂できました!
登頂すると、干拓博物館で登頂記念証明を発行してくれるよ。
八郎潟町
八郎潟町に到着!!
八郎潟町は、かつて日本で2番目に大きかった八郎潟の残存湖(八郎湖)に面し、広々とした平地が広がる、面積17㎢の県内で最も小さな町です。およそ300年前から踊り継がれる願人踊(がんにんおどり)や一日市盆踊りなどの伝統芸能も魅力で、冬のワカサギ釣りも風物詩として親しまれています。
八郎潟は、龍に変身し、そのまま湖に住み着いた漁師「八郎太郎」の伝説が由来なんだって!
八郎潟駅
秋田犬
お散歩をしていた秋田犬と遭遇!
秋田犬(あきたいぬ)は、秋田県原産の日本犬で、国の天然記念物に指定されています。日本犬種の中で唯一の大型犬種です。
こんにちは。
希少なあなたに会えて、感激です。
それではお待ちかね。ご当地ソフトのお店へ向かいましょう!
八郎潟えきまえ交流館 はちパルに着きました。駅のすぐ近くにあります。
入口で町のキャラクター「ニャンパチ」と記念撮影。町の伝統芸能、願人踊の格好をしています。
「カフェどんぐり」に入ります。
こんにちは。
カフェどんぐりは南秋福祉会つくし苑が経営するカフェです。
地域の皆さまに食事や憩いのひとときを楽しめる場を提供しています。
カフェどんぐり
カフェどんぐりは、子どもからお年寄りまで多世代が利用できる八郎潟町立図書館、八郎潟町子育て支援センター にゃんぱち子育てらんど、交流ゾーンが整う「八郎潟えきまえ交流館 はちパル」の中にあります。
メニューはスイーツ、ドリア、丼物、カレー、ランチセットなど豊富で、すべてつくし苑の利用者さんとスタッフが協力して一つひとつ丁寧に手作りしています。
パンはイートインも
できるのよ。
おいしいメニューや駅前の好立地。
町内外から多くの人が訪れ、賑わいの拠点となっています。
賑わっているね。
おいしいメニューと素敵な空間で会話も弾むね。
それでは、ご当地ソフトをいただきましょう!

このおいしさを求めて、立ち寄られる人が多い大人気のソフトです。
名物!あんごま餅をアレンジしたソフト
さっそく「あんごまソフト」を作っていただきました。八郎潟が誇る銘菓、畠栄菓子舗の「あんごま餅」の上品なあんと香ばしいごまの風味が重なり合ったおいしさは格別です。
あんごま餅
1932年(昭和7年)創業の秋田県で愛され続ける畠栄菓子舗。人気のあんごま餅は地元の餅米で仕上げたふわふわの柔らかいお餅の上にあんことすりごまをトッピングした人気の和菓子です。
甘くて香ばしい絶妙な甘じょっぱさが魅力の和菓子です。

まぼろしのレシピがついに再現!
あの大人気ソフトが復活!
あんごまソフトクリームは、もともと八郎潟中学校の生徒さん達が考案した商品でした。それを町内にある商店で販売していましたが、その商店が閉店することになったためソフトクリームの販売も中止となっていました。
そのソフトクリームをなくしたくない、復活させたいという町民の思いからカフェどんぐりで引き継いで販売してもらえないかというお話をいただいて、ぜひやりたいということで引き受けました。レシピは、商店でやっていたものをそのまま引き継いでいます。
一度食べたらファンになる人が多いソフトです。
新しいファンも増え続けさらに人気のソフトに。毎年5月5日に開催される願人踊(がんにんおどり)や夏のお祭り、一夜市の日は、行列ができるほどの人気ぶりです。最近では、SNSでそのおいしさが広まり、新たなファンも増え続けています。
ゴマの香ばしさがポイントになったおいしいソフトに出会ったニックンとセイチャンはそのおいしさにご満悦です。
八郎潟の銘菓で仕上げたソフトは格別!
思い出に残るおいしさでした。また来ます。
最後に記念撮影をしました。
スタッフの皆さん、ありがとうございました。

またあんごまソフトを食べに来てくださいね。
思い出に残るおいしさでした。また来ます。
INFO
カフェどんぐり
(八郎潟町えきまえ交流館 はちパル)
- あんごまソフト(380円)
〒018-1614
秋田県南秋田郡八郎潟町中田67-4
TEL:070-1432-2632
【営業時間】10:30〜17:00
【ラストオーダー】16:30
【定休日】毎週月・火曜日(祝日は営業)・年末年始
三種町
三種町に着きました。
三種町は、西に美しい日本海、東は緑の山々に面した、豊かな自然に囲まれた町です。三種町は、縄文時代の高石野遺跡から出土した土笛で知られるほか、日本のじゅんさいの約9割が生産される、日本一のじゅんさい栽培地としても有名です。
じゅんさいは、太陽の光でヌメリがキラキラ輝くから「食べるエメラルド」と呼ばれているんだよ。
じゅんさい
三種町で収穫されるじゅんさいはすべて、小舟に乗って、一つひとつ手作業で摘み取られます。
土笛
全国的にもめずらしい土笛が出土しました。
縄文時代後期から晩期にかけての海浜集落 高石野遺跡で、全国的にも珍しい土笛が4点出土しました。そのうち2点は、アザラシやアシカを思わせる形をしています。
不思議な形だね。
それでは、三種町のご当地ソフトのお店を紹介します!
道の駅ことおかにやって来ました!
道の駅ことおか
道の駅ことおかは、平成9年(1997年)に開業。近くに位置する高石野遺跡で発掘された土笛や古代の道具を展示し、体験できる施設として設立されました。1階は地元の食材が味わえるレストラン、2階は体験学習室です。また、展望台からは八郎潟干拓地や男鹿半島が一望できます。
駅長さん
お会い出来るのを楽しみにしていました!
じゅんさいスタンド
PETIT BATEAU
PETIT BATEAU
道の駅ことおかに隣接する三種町観光情報センター内には、年間を通してじゅんさいを提供する喫茶店があります。三種町産のじゅんさいのみそ汁や白神山地の水を使った水出しコーヒーなど、地域の特産品を使用したメニューが楽しめます。
じゅんさいが味わえるよ。
直売施設 グリーンぴあ
地域の特産品がずらり!
直売施設 グリーンぴあは、道の駅 ことおかの敷地内にある直売所です。この地域の特産品である梅、そら豆、椎茸、じゅんさいなどを一年中楽しめるよう、加工品の開発に力を入れています。じゅんさいを粉末にして米粉に練り込んだじゅんさいうどんや青梅を干さずに、塩漬けしてから農家さんが栽培した紫蘇で漬け込んだ梅漬けもオススメです。
そら豆の豆板醤
地域のお母さんたちによって開発された、琴丘産のそら豆と地場産のお味噌を使った豆板醤「まごころ豆板醤」。味噌風味なので辛いだけではなく、まろやかな味わいが特徴です。調味料としてだけでなく、おむすびの具材にもぴったり。甘口と辛口の2種類あります。
わたしは甘口で!
ことおか餃子
地元で大人気、「ことおか餃子」。
皮は秋田県産あきたこまちの米粉と小麦粉のブレンドで、焼くとカリカリ!しかも、そら豆の豆板醤が使われていて、タレなしで美味しくいただけます。
美味しそう!
道の駅内にあるレストランで、焼きたてが食べられるよ。
それでは、おまちかねのソフトクリームをいただきます!

さっそく「豆板醤ソフト」をつくっていただきました。甘さのなかに、隠れたピリ辛の驚きが体感できる不思議なソフトです。

甘さのなかに、隠れたピリ辛の驚きが体感できる不思議なソフト。
ご当地ソフトクリームの開発がスタートしたのは、2003年(平成15年)のこと。地元の特色を活かしたソフトを作りたいという思いから、まず、梅やそら豆、椎茸の粉末など、さまざまな食材を試すことから始まりました。その中で意外にも、甘さと塩味、さらにピリッとした辛さが絶妙に調和する、そら豆でつくった豆板醤が最もおいしい組み合わせとして選ばれました。商品化までに約6か月がかかり、その間、豆板醤は辛口か甘口かどちらを使うか?さらにはおいしい配合を見つけるなど、試行錯誤を重ねました。こうして生まれた豆板醤ソフトクリームは、最初に甘みが広がり、後から辛さが追いかけてくるという他にはない味わいを実現したのです。
よく見るとソフトのなかに赤い唐辛子が混ざっているね。
クセになるおいしさにリピーター続出!?
当初は「豆板醤のソフトクリーム!?」と驚かれることが多かったものの、「一度食べるとクセになる」とリピーターが少しずつ増え、今では多くの人から愛されるソフトに。毎朝、当駅に納品に来る地元の生産者さんの一人は「畑で汗を流した後にこのソフトクリームを食べると元気が出る」と話し、毎日欠かさず楽しまれています。
甘辛のバランスが絶妙!!
最初は甘くて、あとでピリピリするね。
刺激的なソフトに出会ったニックンたちは、すっかり豆板醤ソフトのファンになったようです。
最後に記念撮影をパチッ。スタッフの皆さん、ありがとうございました。

豆板醤ソフトを気に入ってもらって嬉しいです。
皆さんにお会いできて嬉しかったです。また来ます!
INFO
道の駅ことおか 直売施設「グリーンぴあ」
- 豆板醤ソフト(400円)
〒018-2104
秋田県山本郡三種町鹿渡字高石野123-2
TEL:0185-72-2299
【営業時間:3月〜10月】9:00〜17:00
【営業時間:11月〜2月】9:00〜16:00
【定休日】毎月第4火曜日・年末年始
※設備メンテナンス等で閉館している場合がございます。
秋田県の旅の前編はここまで!
秋田空港からスタートした秋田県前編の旅はここまでです。
後編は仙北市の田沢湖方面に向かいます。おいしいご当地ソフトに出会えるのが楽しみです!
とっても楽しい旅だったね!
また来たいな!
どちらも秋田を楽しめるおいしさだったね。後編も楽しみ!