Cremia

開発エピソード クレミアはこうして誕生した

発売以来、ファンが増え続けている日世のCREMIA(クレミア)。
誕生の背景には、どんな物語が隠されているのだろう?
コクのあるなめらかな舌ざわり、ラングドシャタイプのコーン、
上品で流麗なフォルム…これらはどうやって生まれたのか?
「ひとつ上の商品を!」という熱い思いが生んだ、
かつてないスイーツの開発を振り返る。

ラングドシャをコーンにするという画期的な発想を現実にするために。

円錐形のラングドシャはできるのか?

最高級のソフトクリームには、それにふさわしいコーンが必要だ。
新しいミックスに最も合うコーンは何か? 既存のコーンの中から、まずワッフルコーンを選び、その食感を変えるなどしてモニター調査を重ねた。「もっとサクサク感がほしい」「見た目も大事」など、さまざまなニーズが寄せられ、それに応えるべく試作が積み重ねられた。
だが、誰もがこれだと納得できるコーンはできない。そこで開発陣は基本に立ち返り、あらためてゼロベースから考えることにした。無意識に前提としていた、既存の設備で出来るものをという制約を取り払ったのだ。
すると焼き菓子担当のスタッフから「ラングドシャはどうでしょう?」という案が出た。手焼きのラングドシャで試してみると驚くほど美味しかった。食感も風味もミックスと合う。みんなの意見が一致した。
しかし、その先には想像以上の困難が待ち受けていた。ソフトクリームのコーンにするにはラングドシャを円錐形にしなければならないが、これが至難の業なのだ。工場規模でそんなことをやった前例がない。大型オーブンの工程を完成させるために、専門のオーブンメーカーまで巻き込んで改良・工夫が重ねられた。

驚きのソフトクリームを作るために。

ラングドシャ特有の「サクサク感」は、生地に含まれる「気泡」によって生まれるのだが、「気泡」が大きすぎて「穴」になると、クリームがそこから漏れ出してくる。また、ラングドシャは割れやすく、輸送の方法も問題だった。
生地の作製、製造方法、成形機など、実に多くの問題に、担当者たちが粘り強く取り組んだ。味も、食感も、見た目も、すべてにおいてこれまでのソフトとは違う、「こんなソフトクリームがあるの?」と驚いてもらいたい。そんな情熱が結実し、「驚きのコーン」は実現した。